特長
電気めっきの代表的存在。Au、Cr、Snなどの下地めっきに。
単体では防錆・外観・導電性・はんだ付け性・電磁波シールドなどに。
▲銅-ニッケルめっき製品例
▲全自動銅-ニッケルめっきライン
電気めっきの代表的存在「ニッケルめっき」。ニッケルめっきは金めっき、装飾クロムめっきなどの下地として使用されるほか、その優れた特性により単体でも多方面の分野に応用されています。 エプテックでは、ニッケルめっきの下地として銅めっきを採用し、耐食性はもちろんのこと、外観性、導電性、電磁波シールド性などを求める各種精密機械部品・電子機器部品を中心に的確にサポートしており、その優れた品質は多くのユーザー様から厚い信頼をいただいております。また、多様化するニーズにも対応。多種少量生産から大量生産、精密部品から大型機械部品まで、そして、被処理素材も鉄・銅合金はもちろん亜鉛ダイカストなど幅広いニーズに低コストでお応えします。
仕様・特性
Niめっきの特性 | |
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組成 | Ni:99.5wt%以上 |
密度(析出状態) | 8.6g/cm3 |
硬度(光沢浴) | 400〜500HV |
磁性 | 強磁性 |
外観光沢 | 光沢(光沢浴) |
用途・応用例
応用例 | 用途 |
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金めっき、装飾クロムめっき、すずめっきなどの下地として | 耐食性、意匠性、ウィスカ防止 |
各種電気機器、電子機器の筐体など板金・プレス部品 | はんだ性、導電性、耐食性、電磁波シールド性、意匠性 |
各種バスバー、端子(車載用、スマートメーター用) | 耐食性、導電性、はんだ性、意匠性 |
バルブ、配管部品 | 耐食性、耐摩耗性、防汚性 |
光学部品、精密機械部品 | 耐食性、意匠性、耐摩耗性 |
※鉄、銅合金などはもちろん、亜鉛ダイカストへもめっき可能です!
対応可能なめっき工法
- ・ラック
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☎ 0266-23-4848
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めっきに関するQ&A
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Q
電解めっきと無電解めっきの違いは何ですか??
・ニッケルめっき ・無電解ニッケルめっき ・無電解金めっき -
Aめっき皮膜を生成するのに、めっき液中で製品を陰極(−)にして電気分解反応によって行うものを電解めっき(電気めっき)といいます。無電解めっきとは電気分解反応を介さずに化学反応によってめっき皮膜を生成します。電解めっきと無電解めっきの違いで最もポピュラーなのは、電解めっきは電流分布のバラツキにより膜厚にバラツキが生じるのに対して、無電解めっきは一様な反応で生成するので膜厚のバラツキがきわめて少ないという点です。